連載コラム~北海道R住宅であること

⑪ユーザーから見たポイント(施主向けアンケート・その2)~取組の形、施主の年齢、資金調達

平成21~23年度の短い期間で、ユーザーの傾向が大きく変化しました

★ユーザーに北海道R住宅のメリット・優位性などの情報が広がったことや、新築同様の長期住宅ローンの提供、実際に完成した北海道R住宅の戸数拡大などによって、平成21~23年度の3年間という短い期間の中でも、取り組んだ施主年齢・資金調達などに変化が見られました。変化が大きかった3つの事項について見ていきましょう。

 


北海道R住宅システムの取組の形

○「今回、古いままの中古住宅を購入と同時にリフォーム」が、平成21年度の14.5%から、平成23年度には22.1%に増加しました。

○「事業者販売のリノベーション(再生)住宅の購入」も、平成21年度の11.3%から、平成23年度には19.1%に増加。

○上記2つを合わせた数値(合計)は、平成21年度の25.8%から、平成23年度には41.2%に増加。売買を通した中古住宅の活用の割合が約26%から約41%に拡大しました。この2つの取組の今後の成長・拡大が期待できます。


北海道R住宅に取り組んだ施主の年齢

○30代の割合が、平成21年度の21.0%から、平成23年度には42.6%と急増。

→新築同様の長期住宅ローンの提供によって、若い世代がローン利用することで性能向上リフォーム(大型で高額なリフォーム)に取り組みやすい環境が整ったためと考えられます。


資金調達の方法

○平成23年度の回答で「その他(5.9%)」と答えた方全員、何らかの形で「銀行ローン」を利用しています。したがって、「自己資金+銀行ローン」=54.4%と合わせた、「銀行ローン」を利用した方の数値(合計)は60.3%になります。

○「銀行ローン」の利用が、平成21年度の45.2%から平成23年度には60.3%と急増し、6割を超えました。

→金融機関(北洋銀行)と連携して提供している「新築同様の長期住宅ローン」の効果・影響が大きいことがわかります。

掲載:平成25年4月16日



ページトップヘ