連載コラム~北海道R住宅であること

⑤中古住宅市場からの注目(その1)~戸建て住宅の買取再販の成長

再生住宅(リノベーション住宅)事業の成長

★既存住宅を事業者がいったん買い取り、耐久性・耐震性・省エネ性などの性能を向上させて再販する再生住宅(リノベーション住宅)事業が成長しています。

現在、北海道R住宅システムを利用して性能・品質高い再生住宅を、積極的に再販している事業者さんがいます。

古く見えてもしっかりとした土台・柱・梁などの構造を持つ木造住宅でありながらも、外壁や内装の表面の汚れ・傷みが目立ち、間取りが良くない場合は、一般のユーザーはただの古家と見てしまい、リフォームできない家と思ってしまいます。

こうした実際にはまだまだ使える住宅で一般ユーザーが見た目で判断できないものを、事業者がいったん取得し、リノベーションにより信頼できる性能・品質を確保して再販する手法は、既存住宅の利活用を拡大させて、住宅取得のコストを下げるとともに産業廃棄物の減少にもつながります。

右写真:北海道R住宅システムを利用した買取再販事業の例/リフォーム前の様子

写真提供:(株)札都

掲載:平成25年4月4日


北海道住宅検査人による現況調査・検査

・現況調査・検査をしっかりと行い、住宅の仕様や傷み具合・老朽度を確実に把握した上で、リフォームの規模・コスト等の的確な見積がポイント。

右写真:北海道住宅検査人による床下の確認


既存の構造体を可能な限り残した解体がポイント(右写真)


既存の柱・梁をできる限り再利用しながら、家の構造体をしっかりと施工する(右写真)

・茶色(色の濃い)の材料が既存部材、白っぽく見える材料が新しい部材。既存の柱・梁を再利用しながらも、しっかりとした構造の家を施工する。


性能の安心感を確保した上で、立地性やデザイン性、割安感等が売れ筋のポイント

右写真:リフォーム後(After)の外観


リフォーム後(After)の室内

 



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